Wiiのスーパーマリオギャラクシー。
僕はかなりのヘビーゲーマーで、現在家にはXBOX360、PS2、PSP、DS、そしてWiiがある。
Wiiは発売日の次の日に買ったはいいが、失敗した買い物だと思っていた。
据え置き機で稼動率が一番高いのはXBOX360だ。
たまにやるWiiのゲームは子供向け、ファミリー向けすぎて虫唾が走るのである。
マリオギャラクシーも正直な所、期待してはいなかった。
所詮子供だまし、難しくもなく、深くもない、最近の流行のゲームにありがちな感じであろうと。
僕は買ったマリオギャラクシーをWiiに入れ、WiiリモコンでWiiのスイッチを入れた。
その時、世界が変わった。
僕はマリオをあまり好きではないWiiリモコンで操作する。
マリオは小さな星を、360度重力を感じながら移動する。
さっきまで、空だった位置が、次の瞬間、足場の位置になる。
重力は変化し、マリオは重力に翻弄されながらもいつも通りジャンプし続ける。
マリオはジャンプゲームだ。
クリボーを倒すのもジャンプだし、障害物をよけたり、奈落の底に落ちないようにするのもジャンプなのである。
マリオは生まれた時から重力との戦いを宿命付けられているのである。
マリオギャラクシーでは、重力が一定の方向に働かないで、常に変化するので、マリオは色んな重力と戦わなくてはならないのだ。
今まで、様々な3Dゲームをやってきたが、このようなアイデアで作られた作品は始めてであった。
3Dゲーム誕生以降、ほどんどのゲームは奥行きを表現するだけで精一杯だったのである。
マリオギャラクシーは初めて、奥行きだけでなく、空間を表現したと言えるのではないだろうか。
操作すること自体の楽しさに加え、操作し甲斐のあるステージ。
幼稚園の頃に初めてテレビゲームに触れたのもマリオだった。
正直な所、その時の気持ちが蘇ったのである。
僕は何度も、先に進もうとトライアンドエラーを繰り返す。
失敗もまた、成長の過程に過ぎないし、失敗は隣でプレーを見ている人の笑いを生んでくれる。
20年前くらいの僕の家庭で繰り広げられた光景のようなものをマリオギャラクシーは作り出していた。
マリオはやはり、マリオだったのである。
はっきり言うが、Wiiは嫌いだ。
操作のしにくいリモコンに、うだつのあがらないソフト群。
Wiiが嫌いにも関わらず、月に2本以上ゲームを買うヘビーゲーマーな僕は
2007年最高のゲームとしてマリオギャラクシーを選ぶだろう。
ソフトはハードを凌駕する。
そして、マリオは僕の固定意識をも凌駕してくれた。
世界は、昨日より楽しくなったに違いない。
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テーマ:Wii - ジャンル:ゲーム
- 2008/01/27(日) 21:42:27|
- Wii
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